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カジノカフェが違法である理由

カジノカフェの存在

カジノカフェは歓楽街を中心に展開している違法ギャンブルです。
カジノカフェという名は、ネットカフェとそっくりな形態で運営されていることから付いた名で、なにも知らない人が見るとパソコンが配置されたそのブースの並びはネットカフェにしか見えないでしょう。

しかし、実際はそのパソコンで行われるギャンブルは、賭博罪に値する違法ギャンブルで、プレイしたことが発覚すると罰金刑、または懲役刑に処されます。
カジノカフェという名からわかるように、カジノカフェが提供しているギャンブルはカジノゲームを利用したものです。

バカラ、ポーカー、ルーレット、スロットマシーンなど、一台のパソコンで様々なゲームをプレイすることができます。
ゲームの映像も音楽もクオリティが非常に高いので、実際のカジノを彷彿させるような臨場感のあるギャンブルを行うことができます。

違法ギャンブルながらもこれほど手が込んでいるのは、なにもカジノカフェ側の力ではなく、カジノカフェで利用されるカジノゲームは海外の合法ギャンブルであるオンラインカジノだからです。
オンラインカジノは日本ではまだそれほど広く知られていませんが、海外では数千万人というプレイヤーを持つ大変人気の高いギャンブルです。

ギャンブルを行うことになるゲームに関しても、専門のソフトウェア会社により開発されているので、クオリティは非常に高く、何百回とプレイしても飽きを感じることなく楽しめるでしょう。

カジノカフェはこうしたクオリティの高いオンラインカジノをギャンブルに利用しているため、違法ギャンブルと知らずに利用を続けてしまっている利用者もいます。
オンラインカジノのゲームは確かに魅力的なのですが、カジノカフェは完全に違法ギャンブルですので、どういった理由、状況であっても利用しないようにしましょう。
カジノカフェの存在

カジノカフェの違法性はどこにあるのか

カジノカフェが違法ギャンブルである理由は、公営ギャンブルではないにも関わらず日本国内にて賭博行為を行っているからです。
知っている方にとっては基本的なことかもしれませんが、日本では法律により公営ギャンブル以外での賭博行為を禁止しています。

つまりこれは、公営ギャンブル以外のギャンブルはすべて違法ギャンブルとなるということです。
カジノカフェはもちろん公営ギャンブルではありませんので、その場で賭博行為が行われた場合、違法ギャンブルを行ったということになり、その存在が発覚すると摘発、逮捕されることになります。

違法ギャンブルに対しての法律は賭博罪というもので、この法律は元々違法ギャンブルの元となる胴元を取り締まるために作られたものです。
賭博罪の条件は、賭場を開く運営者とギャンブルを行う利用者が同じ時刻に同じ場所にいるというものです。
胴元と賭ける側の両者が揃っていて初めて賭博罪はその効力を発揮します。

カジノカフェは実際に店内で金銭の受け渡しが行われるので、その時点で完全に違法となってしまいます。
カジノカフェが初めて摘発されたのは2006年のことで、それ以来現在に至るまで全国の歓楽街を中心に摘発、逮捕が繰り返されています。

どの事例もすべて賭博罪として摘発、逮捕が行われています。
利用者は罰金刑で済んでいますが、あまりにも長く利用し、賭けた総額が大きくなると、罰金刑では収まらず懲役刑となってしまうこともありますので、カジノカフェは違法ギャンブルであるということをしっかりと頭に入れ、万が一の利用を避けるようにしましょう。
カジノカフェの違法性はどこにあるのか

オンラインカジノ自体は違法ギャンブルではない

カジノカフェは違法ギャンブルですが、カジノカフェで利用されているオンラインカジノは違法ギャンブルではありません。
カジノカフェが違法ならばオンラインカジノも違法なのではないかと思ってしまいますが、オンラインカジノを利用したからといって賭博罪により逮捕されることはありません。

オンラインカジノが違法ギャンブルにあたらない理由は賭博罪の条件に一致しないからです。
公営ギャンブル以外のギャンブルは違法ギャンブルとなるのですが、それは賭博罪の条件に一致した場合です。

オンラインカジノはオンラインを利用したギャンブルのため、運営者と利用者が同時に存在するということはありません。
まず、オンラインカジノは海外で運営されているので運営者となる運営会社はヨーロッパをはじめとした海外に拠点を置いています。

そして、賭場となるのはオンラインカジノを動かしているサーバーですが、このサーバーも当然ながら海外に置かれています。
そのため、日本からアクセスしてオンラインカジノをプレイした場合、胴元は海外にいて利用者は日本にいるという状況となるので、賭博罪の条件から外れることとなります。

また、日本の法律は日本国内でしかその効力を発揮しないので、オンラインカジノに対してはどのような対策も行うことができません。
オンラインカジノ自体も海外の政府から運営を認められているギャンブルなので、不正などは一切ありませんし、定期的に監査機関に監査を依頼しているので、安全性の高さはギャンブル業界においてトップクラスとなっています。

カジノカフェの場合は、カジノカフェが仲介者となってしまい、そのことが違法性に繋がっていますが、オンラインカジノを個人で利用する分には違法となる部分はありませんので、オンラインカジノでギャンブルを楽しみたいのならば、自分のパソコンやスマホを使い個人として利用するようにしましょう。
オンラインカジノ自体は違法ギャンブルではない

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